紙からGaroonに稟議申請業務の電子化を実現!!多言語対応で東南アジア進出を推進する武器に

セガグループの中で出色の「エンタテインメント商社」
Garoon導入で紙による稟議申請を電子化し業務効率を向上

会社概要

日本屈指のエンタテインメントコンテンツ事業を手掛けるセガホールディングス。台湾法人である世雅育樂股份有限公司(セガ台湾)は、家庭用ゲーム機の部品調達や組み立てに始まり、ゲームセンターの運営からキッズカードゲーム機の販売、そして家庭用ゲームソフトの直販と、時代とともにその業容を変化・拡大させてきた。グループでも出色のエンタテインメント商社に成長したセガ台湾は、2018年にGaroonを導入し、従来の紙による稟議申請業務の電子化を実現した。藤本晋一・董事長兼総経理に導入前の課題と導入後の効果についてお話を伺いました。(取材:2018年8月)

今回はゲームセンターの運営からキッズカードゲーム機や家庭用ゲームソフトの販売を手掛ける台湾の世雅育樂股份有限公司様にお伺いしました。

事業概要

キッズカードゲーム機や家庭用ゲームソフトが急成長
良いコンテンツを独自に販売する”エンタメ商社”

現在は台湾で4店舗のゲームセンターを運営する(左)、主要事業の一つであるキッズカードゲーム機は
玩具店や本屋などに設置して人気を博している(右)

そしてもちろん、セガのブランドも稼ぎ頭の一つだ。親会社が開発する家庭用ゲームソフトの直販事業は、2015年から瞬く間に急成長し、いまやキッズカードゲーム機と並びセガ台湾の事業の根幹をなしている。

導入前の課題

業容の変化・拡大で稟議申請の事案が増加
紙の紛失や承認漏れなど業務に支障が発生

利用用途

内容や金額に応じてフォーマットを用意
あらゆる費用の承認・決裁業務に利用する

導入効果

すぐに承認が必要な稟議にも迅速に対応
日・中・英の多言語対応が導入の決め手

成功ポイント

試用期間を設けて本格運用に向け徐々に準備
専任担当を社内で抜擢し、使いこなす体制に

今後の展望

台湾がグループの成長戦略の中核を担う
Garoonが東南アジアへの進出を支える

今、セガ台湾が掲げる成長戦略の一つが「アジア戦略」。その中核を担うのがセガ台湾だ。「セガグループや競合他社の代理販売という台湾で培った独自の事業モデルを東南アジアに横展開する。セガ台湾が先陣を切ることで他の事業の進出も加速する」と藤本董事長の鼻息も荒い。その戦略を支えるシステムがGaroonだという。シンガポールやインドネシアで稟議申請が起案され、セガ台湾で承認・決裁する。そんなイメージだ。

「現在の日本と台湾のように東南アジアでの事業の情報もリアルタイムに共有できれば、現場のスピード感を損なわない」。エンタテインメント商社として、セガ台湾の新しい挑戦が始まる。

世雅育樂股份有限公司

住所:台湾台北市中山区南京東路三段168号11楼 宏盛国際金融中心

問い合わせ先:02-2558-8778

企業WEBサイト http://www.segataiwan.com.tw

業務内容:エンタテインメント施設の企画・運営
ゲームソフトおよびゲーム関連コンテンツの企画・流通・販売

導入製品:Garoon

主な利用用途:稟議申請業務、スケジュール管理・会議室予約